July 06, 2004

中国組み込み市場の調査方法

中国企業について、一般的にどうやって調査しているのだろうか?
全ての情報が英語で公開されているとは到底思えないのだが・・・。

このようなblogをやっていて、英語のサイトに行くことは当然だ。
組み込みLinuxであるTimesysLinuxやMontavistaのコンシューマエディションなどは、米国発であることもあるし、オープンソースへの理解が深く、情報の公開量が多い。

僕が組み込みLinuxに興味を持ったのは、
日本の家電業界、自動車業界、産業用機械業界、携帯業界が生き残るために、
ハードウェア的な部分で戦うのではなく、
ソフト(アプリケーション)を開発することに注力し、
付加価値を高めようというその思想に共感したところが大きい。

何の話か遠まわしだが、日本企業がここで競走相手にしているのは、
中国企業であり、彼らがどのような活動をしているのか、
その動向を探る必要がある。
あちらでもコスト争いではなくなり、次々と技術を盗んで(いい意味で)いるのであれば、
それを見越した早い展開を想定することになる。
でも、その元の情報は、中国語で書かれているものが多い。
その国の言語に精通していないと調査はできない。
だから、現地法人を作るのかと本当に今は納得。

さて、どうやって調べていこうか。